テーブルの上におばあちゃんが用意してくれた甘いお菓子をばらまいてしまった男の子とやさしいおばあちゃん。



そして、そんなことは気にもとめない三匹の猫たちと、おすまし顔の女の子……それぞれが午後のお茶の時間を
楽しんでいます。もしかしたら、おすまし顔の女の子は思い出しているのかもしれません、テーブルの下に入って
はしゃいでいた時のことを。20cm四方の箱の中に展開されたこの作品は彼女の記憶の欠片そのものなのです。

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