朝10時から始まった展覧会には、私をよく知る多くのお客様が来場されました。人の波は途絶えることなく、終始、にぎやかな雰囲気でした。
アニメーション原画の展示
昼Spaceの壁面を利用して、「楽園の未」の原画を展示しました。55枚を5枚ずつ縦に並べた、絵コンテノートのような作品です。

近くのテーブルには下絵用のスケッチブックも配置しました。小さなスケッチブックを更に四等分した小さなサイズで、私は下絵を描きます。

小さな下絵を引き延ばし、A4の原画として色を付ける。そこからアニメーションをつけて、3分間のアニメーションが完成するのです。


ミニチュア作品と人形の展示
昼Spaceでは、学生時代から作り続けてきたミニチュア作品と人形の展示を行いました。

セッティングイメージは”おままごと”。小さなテーブルやイスに、お人形やミニチュアの家、ミニフード、おままごと道具が並んでいます。

子供の頃からおままごとが大好きでした。シルバニアファミリーも。人形遊びも。すべての延長線上に今日という日があるんだな……と、幼稚園時代の先生方とお話していて気付きました。


私の友人には子供さんがおられる方がたくさんいます。小さな弟や妹がいる方も。いつも「早く帰ろ!」「たいくつー」と言っていた彼らが、今日は何度も会場を行ったり来たりしてくれました。

こちら(→)のボクはママに「何か作りたくなってきたー!」と言っていたそうです。ずっとずっと、大切にしてくださいね、その気持ち。

”よるとひる”はミシンの針に刺されています。これはおばあちゃんが引っ越してくる時に、無理矢理私が荷物に詰め込んだものです。うまく言えないけれど、捨てないでほしかった。今日、ここで展覧会の備品としてお披露目です。

無数のミニチュアフードはアニメ”楽園の未”に至る過程の一部、ほんとはオモテに出てくるはずのなかった手仕事です。

おうちSHOP
通信販売で取り扱っているものから、今回限りの限定商品まで。人気は、フレーム入りイラスト羊毛フェルトによる6つのオブジェトートバッグシンデレラリボンTシャツでした。

★羊毛フェルトによるストラップ
★羊毛フェルトによるキーホルダー
★羊毛フェルトによる2つのぬいぐるみキーホルダー
★羊毛フェルトによる3つのオブジェ

★ラビット クレヨンバッグ
★おやこラビット クレヨンバッグ

★"Night and Noon"A4ポスター
★"Night and Noon"をイメージした6種のフレーム入りイラスト
★39種類のオリジナル切手

★メッセージマグ ※お好きなメッセージを入れることができます

★OZのミニトートバッグ
★アリスのトートバッグ

★ピノキオネクタイTシャツ
★シンデレラリボンTシャツ ブラック × グレー
★シンデレラリボンTシャツ ピンク × ホワイト
★スノーホワイトTシャツ
★アリスのロンパース

★羊毛フェルトによる6つのオブジェ

アニメーション上映
夜Spaceでは、「兎の刻印」「太陽の本」「楽園の未 -創造編-」の3作品をループ上映(10分間)していました。

「どれが面白かった?」という問いかけに、「どれも面白かったよ!」と言ってくれた子供さんの声が聞こえました。

いつも自分自身で抱いている”イメージ的なわかりにくいアニメだ”という重い雲が少し晴れたように思いました。



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